今は20代女子の競争率が最も高い時代なんや……。40代男性の悲哀

オレはゲームおじさん!

君たちが書けない事を平然と書いてのけるッ!

そこにシビれろ!あこがれろォ!


今日はちょっと、身も蓋もないというか、あまりにも赤裸々な中年の心情を吐露するやで。

そういう気分なんや……。

苦手な人は、お帰りいただきたい。


というより、ここからは「おじさん」の世界……青少年・女人禁制ということで、よろしく。


20代女子への憧れは消えない

朝、電車に乗るやんか。

周りを見渡せば、まあ、おじさんばっかりや。

おじさん、おじさん、おじさん、……憂鬱になるほどの、おじさん。

みんな冴えない顔しとる。

そして他ならぬ自分もまた、「おじさん」なんよね。

おじさんはおじさんでも「ゲームおじさん」なので、「赤い甲羅のノコノコ」くらいのレア度は認めてもらえないかなあ、みたいなことを思いながら、毎朝電車で職場に行っとるんよ。


みんなが同世代の人の気持ちがなんとなくわかるくらいには、おじさんは他おじさんのことがわかるんよ。

そこで言えるのは、「ほとんどのおじさんは20代の女性が好き!」ってことや。

40代のおじさんは、40代の女性を好きになるんやなくて、20代の女性を求めるんよ。

なんでやろうね?

本能や!!

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としか言いようがないかな。

まあ、「子孫を残す」という目的のために脳がそういう報酬系になってるってのは、納得感はあるけどな。

だから、正直な話、ゲームおじさんは20代女子が好きやし、もしムフフ♡なことがあるとしたら、相手は20代がいい。(それか30代前半まで。)

もちろん、こんなこと、普段の生活では一切言わんよ。

「ブログ」っていう内面を書く場所やから、そういう発言もできるわけ。


でも実際、みんな20代の女子が好きやよなあ?

20歳近くになる娘がおる友達と話したんやけど、そいつはムフフ♡になるなら20歳くらいがいい、って言っとった。

世間的には、顔をしかめられる発言かもしれんけど、別に変なことやとは思わん。

男なんてそんなもんや!


20代女子をゲットしやすい年代は?

これは、あくまで日本に限った話やけど、学校とか新卒のコミュニティとか、そういう条件を抜きにして、20代男性、30代男性、40代男性が競争して、一番有利なのは30代男性やと思うんよ。

なぜなら、まだそこまで年齢が離れていない上に、20代の若造と違って実力と金と経験がある。

まあスポーツ選手とかイケてるメンズ系は別やけど、普通に頑張って働いとる男からしたら、30代のどこかで一番いい時期が来るんやないかな。

まあ、20代は同世代の共感と、若さっていう無限の可能性を秘めた武器があるし、40代には金と諦めがある。

なかなか一筋縄ではいかん戦いよ。

まあ、40代ってのは、年齢が離れているぶん、一番つらい戦いを強いられるんやろうけどね。


今の20代女性の競争率が最も高い時代?

まあこういう記事を読んで、今これを書いとるんやけど、読んだときは暗い気持ちになってしまった。(30代男性向けの内容で、40代は対象外なんやけどね。)

今の30代後半男性は恋愛において一番不利な立場? | 恋愛シンポジウム

恋愛市場において、20代の女性の価値は圧倒的に高いです。
なぜなら、40代、30代の男性も、できれば20代の女性と付き合いたい、結婚したいと思っているからです。

よって、男性の場合、上の世代が多く、下の世代が少ないほど、恋愛は不利になります。

引用した記事を要約するなら

  1. 年上の男性と年下の女性がくっつきがち
  2. 人口が急に減少していく途中の年代の男性は不利
  3. その最も不利な年代にあたるのが今の30代後半男性

って感じ。

とりあえず、10年ごとの出生数をグラフにまとめてみる。

出生数(万人)
1940 211.5
1950 233.7
1960 160.6
1970 193.4
1980 157.7
1990 122.2
2000 119.1
2010 107.1

(「出生数-年次統計」より引用)

40年代、50年代はともかく、乳幼児の死亡率はかなり下がってきとるから、70年代からは「出生数=その世代の人口の数」と考えていいだろう。

ちなみに、47年、48年、49年頃の、焼け野原パコパコで大量に生まれた人達が、いわゆる「団塊の世代」ってやつよ。

ゲームおじさんは70年代の生まれやけど、「団塊二世」とか「団塊ジュニア」って言われる世代やね。

まあそんなことはいいとして、グラフを見てみると、70年代から90年代まで、急速に出生率が減っていっているよな?

その後の00年、10年からは、まあ少なくなってはいるんやけど、そんなに急じゃない。

引用した元記事によると、急に減ってる途中にいる80年代生まれが、恋愛において不利ってのは、たしかにそうかもしれんな。

そして、今の20代女性は、上の30代、40代の世代がごっそりいるぶんだけ、ものすごく競争率が高いんよ。

今の20代男性は、同世代が売り手市場なんやけど、自分が年齢重ねたときに、下の世代はそこまで減ってないから、年下を狙うってのもアリかもしれんね。


チャンスを逃した未婚の団塊ジュニア

ゲームおじさんの場合、10歳上の世代の数が少ないから、同世代と付き合う上では、それなりにイージーモードやったはずなんよ。

まあ、友達だって結婚しとるやつのほうが多いからね。

でも、ゲームおじさんは、そのチャンスをモノにできんかった。同世代の相手が見つからんかったんよ。

後に残されとるのは、どんどん少なくなっていく下の世代……。

ゲームおじさんの年代(70)は、今の20代女性(90)を狙おうとする上で、一番不利な年代なんやね……。


有利とか不利とかそういうこと関係なく、自分には年下の恋人ができるとは思ってたわけではないよ。

でも、「自分は不利だ」っていうことを理解すると、そういう「不利」って観念だけで、何かものすごく暗い気持ちになるんよ。

この気持ち、わかる?

なんか、ステータスとか属性の組み合わせなんかを見て、「これはアカンなあ」みたいな感じやね。

これもゲーム脳ってやつなんやろうか?


なぜか消えない希望の火

男って、「自分にも何か奇跡的なチャンスが巡ってきて、美少女とムフフ♡な関係になれるかもしれない」みたいな、希望とも願望とも言えない、もっと漠然とした暗い慰めのようなものを、誰しもが持っとるんやないかなって思う。

もう、自分のなかでは諦めとるつもりなんやけどね。

なかなか眠れない夜に、むくむくと育つ妄想の対象は、どこかで自分を認めてくれる若い美少女やったりするんよ。

淡い希望が、しつこく自分の中で生き延びる。

そういう灯火が、いつかフッと消えてくれたら、それはそれで楽になるんやろうか?


中年になってから、文学というやつにハマってきた。

今、『カラマーゾフの兄弟』っていう小説を読んでるんやけどな。

カラマーゾフの兄弟〈上〉 (新潮文庫)

カラマーゾフの兄弟〈上〉 (新潮文庫)

グルーシェニカっていう、魅惑の美女がおって、そいつが、ドミートリーと、その父親であるフョードルと、どちらと結婚するか、みたいな話になってる。

ドミートリイは愛と熱意で、父親のフョードル(おそらく50代?)は、たくさんの金を用意して、グルーシェニカを誘惑するんやけど、グルーシェニカのほうは、若い乱暴者のドミートリイよりは、年寄りで金持ちのフョードルのほうがマシやと思ってそうな感じ。(まだ読んどる途中なので結末は不明。)


自分は、仕事はずっとやってきて、お金もそんなに使っていないので、貯金が2000万弱くらいある。

節約家でまじめな40代がポンと出せる金がこれくらいよ。

このお金を使えば、お嫁さんに来てくれる20代の女性はいるんやろうか?

それとも、そういう男ゆえの苦悩の最後の決別に、パーッとお金を蕩尽したら、ちょっとくらいはいい夢が見れるんやろうか?