マストドンを使えないキモくて金のない男のつらさ
※ この記事は、ちょっと炎上してしまうというか、一部の人を不快にさせてしまう可能性があるし、中年の思いの丈を綴った鬱展開な文章なので、苦手な方はブラウザバックお願いやで♡
ゲームおじさんは古臭い人間である。
プログラムをするお仕事ではあるのだけど、ウェブ系のことは全般的に得意ではない。
フロントエンド? なんやそれ?
javascriptでさえまともに書けるか怪しいくらいや。
ゲームおじさんは、「Facebook(フェイスブック)」というサービスが大嫌いや。
マーク・ザッカーバーグってのも、鼻持ちならん小僧や。
ゲームおじさん的な「技術」のイメージは、優れた手段を持ったキモいやつらが、自分たちの理想の世界を構築し始める……みたいな感じやったんよ。
なんでリア充が楽しむためのサービスを作るのに、リア充じゃないエンジニア達がせっせと働かんといけんのか。
そういうことを考えて、憂鬱になるんよ。
だから、ゲーム関連のことは好きやけど、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)ってのは好きになれんのよ。
ウェブってやつが嫌いなんよ。
でもそういう人ってなかなかおらんのよね。誰もこの孤独を理解してくれん。
あと、単純に新しいものが好きじゃないってのがある。
ツイッターとかが始まったときも、なんか億劫で、手を出せんかった。ブログを始めた今も、ツイッターアカウントは持っていない。
今流行の「マストドン」なんかもそうや。
楽しそうやし、自分の好みにも合いそうなんやけど、それでも「面倒くさい」が勝ってしまう。
「インターネット」というものに本質的な恐怖感を抱いてるってのもあるかもしれん。
要するに、才能が無いってことなんやろうね。
自分みたいな人間は、「任天堂」のようなクローズドな環境のほうが、力を発揮できるのかもしれんね。
延々と一つのゲームの動作を改善していくのが好き。
でも、残念ながら、「任天堂」に入る能力なんて自分にはないんよ。
「○○が苦手で○○は得意」なんじゃなくて、単純に能力が低いんじゃないかってね。
もう嫌になるわ。
マストドンが、何やら楽しげな雰囲気を漂わせているってのはわかる。
でも、そこに自分から加わっていくフットワークを持っていない。
登録するのも面倒くさく、何をトゥートすればいいのかもわからん。
それは、歳をとったからというわけでもなく、若い頃からそんな感じやったと思う。
こんなつまらん男は、女の人にもモテんやろうね。(いまだに独身や)
女性の側から見ても、自分みたいな男は嫌や。
でも、一応まじめには生きてきたつもり。
学校の講義はサボらなかったし、仕事もずっとしてるし、犯罪とか不正をしたこともない。
「まじめに生きていく」だけじゃいけない時代なんやろうね。
マストドンとか、マッチングアプリとか、そういうものに、主体的に、積極的に参加できない人間が、死んでしまう世界なんかな。
今の子供は、可哀想やと思うわ。
物心ついたときから、SNSがあって、画像加工アプリが流行って、主体性と個性が求められる。
なんか、根本的に間違っとる気がするんよ。
自分から情報発信するわけでもなく、真面目で黙々とした人達が、普通に生きていけるような社会。
そういうものがあったってのは、単なる幻想やったんかな。
「情報の変化についていくことが大切」ってみんなが言うけど、それをみんなでやって、世の中良くなってるのかどうか、あやしいもんやで。
でも、昔に戻ることはできないし、自分の時を巻き戻すことはできない。
ゲームおじさんは、すでにおじさんであり、若い女の子と恋愛したり、イチャイチャすることはもう叶わないのだろう。
それでも生きていくしかない。
誰かを恨んだりせず、ズルしたりせず、マストドンにも手を出さず、淡々と、自分のできることだけを見つめて生きていくしかないんや。
……すまんな。
「自分は何をやってるんやろう?」っていう憂鬱な金曜日の夜って、あるよね。
みんなもツラいことたくさんあるかもしれんけど、がんばろうや。