『陰陽師 - 本格幻想RPG』ってゲームのローカライズがすげえ!誰も中国のゲームだとわからないのでは?
どうも〜ゲームおじさんで〜す。
中国はマジでヤバイ。
全体的な経済規模とか色々とすごいけど、ゲームもやばい。
日本のスマホゲームの市場ってめっちゃ大きかったんだけど、もう中国に抜かされてしまっとるんやで。
「LoL」や「クラッシュ・オブ・クラン」を運営してる会社を買収した「テンセント」なんかが有名だけど、巨大なゲーム会社がビックタイトルを作りまくってる。
その中の一つで、ここ最近日本でリリースされたのが『陰陽師 - 本格幻想RPG』ってゲームだ。
これがまたスゴい!
何がスゴいって、ほとんどの人が日本のゲームだって勘違いするレベルの完璧なローカライズなんだよ!
これに関しては、公式のPR動画と画像を見てもらえればわかると思う。
(NetEaseGames、陰陽師、Apple Storeから画像引用)
(公式プロモーション動画)
陰陽師 - 本格幻想RPGを App Store で
陰陽師 - 本格幻想RPG - Google Play の Android アプリ
日本の声優陣の豪華なこと豪華なこと!
もう日本で揃えられる最高レベルじゃあないですか!
ゲーム業界の中では、『陰陽師』って知らない人がいないレベルの大ヒット作なんだよね。
全世界2億ダウンロードを突破した化物タイトルで、「なぜまだ日本に来ないの?」みたいなことはみんなが思ってた。
日本展開すること自体は100%確実だっで、問題は、それがいつになるかってこと。そして2017年の2月に満を持してリリースされたのだけど、準備万端というか、完璧に必要な要素を揃えてきた感じ。羨ましすぎるくらい広告打ってる。
もともと「陰陽師」は日本の平安をモチーフにした中国のゲームで、また「陰陽師」自体が中国の「陰陽五行説」を受け入れて出来たものだから、けっこう関係は深い。
だから、中国の運営側も、日本展開にはかなり思い入れがあったのだと思う。
でも、ここまでの本格的なローカライズって、歴史的に例を見ないのではないんじゃないかな。「声」に萌える人が多い日本人の嗜好までバッチリ押さえてきてる。
最近は、日本以外のアジア圏のスマホRPGの勢いがかなりスゴい。
NEXONの「HIT(ヒット)」ってゲームをおじさんは今やってるんだけど、それがまたクオリティ高いんだよな〜。こういう大規模なゲームのプロデューサーになったら自分ならどうするか……みたいなことを妄想しながらプレイしてるよ。
あと、「セブンナイツ」っていうゲームもあって、これもすごくローカライズが上手いから和ゲーだと勘違いしてる人が多い。「ネットマーブル」っていう韓国のゲーム会社が作ってるタイトルだよ。
これから、「RPG」っていうジャンルにしても、日本だけのものではなくなってくるのかもしれないね。
特に、金と規模の勝負になれば、チャイナマネーが龍のように唸っている中国に勝てるはずはなくなってくる。
実はおじさん、中国の某企業で働かないかって話がきたことがあるのよね。いわゆるスカウトってやつ。実力とかじゃなく、ゲーム先進国の日本人ブランドで片っ端から声がかけられてるのだと思うけど、言葉とかの不安があるので断っちゃった。
今からでも中国語の勉強がんばろうかしら。